がん治療センター

がん治療センター

わが国は、急速な高齢化の結果、国民の2人に1人ががんとなり、3人に1人ががんで亡くなる時代となりました。一方、がん治療の進歩は目覚ましく、治療を受けたがん患者さんの多くが治るようになっています(2005年政府発表では、がん全体の5年生存率は68%)。また、このデータによれば、毎年、約0.7%ずつ生存率が向上していますが、これは、診断技術進歩による早期発見の増加、新しい手術方法や放射線療法、抗がん剤の進歩に加え、最近登場した新規治療(分子標的療法)に依るところが多いと思います。さて、当院は尾張北部において唯一「がん診療連携拠点病院」に指定され、「がん治療センター」ががん診療の中核を担っています。現在、2名の医師(センター長 内藤和行、がん治療認定医龍華朱音)ががん治療センター専従医師としてが勤務し、院内における横断的ながん診療体制(がん診療推進委員会)を整えることができました。さらに、2018年に新棟建設が予定されていますが、その2階部分において、従来分散していた下記の3部署が「がん診療センター」として統合され、外来における統合的ながん診療体制を整備することができます。

1.緩和ケアチームおよびがん診療支援小委員会

2.外来化学療法室および化学療法推進小委員会、キャンサーボード委員会
3.がん相談支援センター(がん相談支援室)


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1.緩和ケアチームおよびがん診療推進小委員会

2.外来化学療法室および化学療法推進小委員会、キャンサーボード委員会

以前は、入院で抗がん剤投与を実施することが一般的でしたが、副作用の少ない抗がん剤と支持治療(副作用やがん症状を和らげる治療)が開発された結果、最近では、がん治療のほとんどを外来で行なうことができるようになりました。この治療の場の変更によって、がん患者様は長い入院による辛い拘束を免れ、ご自宅で楽しいご家族との時間を過ごせるようになりました。このような外来化学療法を担当しているのが、「外来化学療法室」です。そして、拠点病院の重要な認定条件となっている「外来化学療法室」は2005年4月設立され、2011年5月には病床数を20床まで増やしています。さらに、2015年7月、専任医師(がん治療センター長 内藤和行)が着任、翌年4月には、新たながん治療専門医(龍華朱音)も加わって、専従医師による本格的な外来化学療法体制が整いました。
当院の将来構想において2018年に新棟が建設される予定ですが、その2階を占める「がん診療センター」の一角に、現在と比べ、規模・内容ともに、はるかに拡充した「外来化学療法室」が作られることになっています。また、認定看護師、認定薬剤師による外来もすでに開始され、がん患者様のがんに関わる様々な質問や症状緩和に役立つ方法、生活上注意することなどの相談に当たっています。さらに、これらのがん診療専門スッタフは、化学療法推進小委員会、キャンサーボード委員会において、院内全体の抗がん剤治療の在り方やがん症例の検討を通してがん診療レベルの向上を図っています。
われわれ、外来化学療法室スタッフ一同は、今後とも患者様に安心して治療を受けていただけるよう努めていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

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3.がん相談支援センター(がん相談支援室)