耳鼻いんこう科

耳鼻いんこう科 とは

一般の耳鼻いんこう科疾患(みみ・はな・のど)に加え、顔面外傷や腫瘍性疾患を含む頭頚部外科(首から上の外科のことです)まで幅広く診療をしております。
めまいの専門医は毎週水曜日の午前中にきております。
また、腫瘍の術後の患者さんも多くみえ、月に一回電動喉頭の発声教室も行っております。

耳鼻いんこう科 外来診療医担当表

休診日:土・日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
受診受付時間 :午前8時~11時15分(全科)※ただし、急患の方は、随時受付いたします。

耳鼻いんこう科
外来診療医担当表はこちら

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スタッフ紹介

氏名 森部 一穂
職名

診療局長
科部長

資格・専門領域等

資格:
日本耳鼻咽喉科学会専門医
名古屋市立大学臨床准教授
専門領域:
氏名 原田 生功磨
職名 医長

資格・専門領域等

資格:
日本耳鼻咽喉科学会専門医
専門領域:
氏名 森 蘭
職名 医員

資格・専門領域等

資格:
専門領域:
氏名 前田 宗伯
職名 医員

資格・専門領域等

資格:
日本耳鼻咽喉科学会専門医
専門領域:
氏名 甕 里紗
職名 医員

資格・専門領域等

資格:
専門領域:
氏名 駒沢 綾乃
職名 専攻医

資格・専門領域等

資格:
専門領域:
氏名 蒲谷 嘉代子
職名 非常勤医師

資格・専門領域等

資格:
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本めまい平衡医学会 めまい相談医
専門領域:
氏名 別府 慎太郎
職名 非常勤医師

資格・専門領域等

資格:
日本耳鼻咽喉科学会専門医
 
専門領域:
氏名 鳥居 淳一
職名 非常勤医師

資格・専門領域等

資格:
日本耳鼻咽喉科学会専門医
専門領域:

 

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こんな病気を取り扱います

耳(真珠腫性中耳炎・慢性中耳炎・内耳窓破裂・顔面神経麻痺・めまい)
鼻(副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎)
のど(扁桃炎・咽頭炎・喉頭炎・声帯ポリープ)
頚部(耳下腺疾患・顎下腺疾患・甲状腺疾患)
腫瘍(良性腫瘍~舌癌・喉頭癌などの悪性腫瘍)
顔面外傷(交通事故等による顔面骨の骨折も取り扱います)

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検査について

予約検査としては、CT・MRI、食道透視(バリウムを飲んでのどや食道の入り口付近の検査をします)、嚥下機能検査、聴性脳幹反応(音を聞かせて脳波をとる検査です。乳幼児の聞こえの検査ができます。)、顔面神経伝達速度(顔面神経麻痺の予後診断が出来ます。)などがあります。

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治療について

耳鼻いんこう科の基本としては患者さんに満足していただける治療を考えています。
ほとんどの治療は当院で可能となりますが、一部他院へ紹介させていただく特殊な治療もあります。
セカンドオピニオン(いわゆる他の病院・先生の意見を聞くこと)も積極的に勧めさせていただいています。特に悪性腫瘍(いわゆる癌のことです)については、抗癌剤治療・手術治療・放射線治療を組み合わせる集学的治療が主流となっており、当院で行うことができるのは当然ですが、がんセンターや大学病院等へ希望があれば紹介させていただいています。

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代表的な検査・治療の紹介

アレルギー性鼻炎のレーザー治療

アレルギー性鼻炎に対しては薬物をはじめとする様々な治療法がありますが、その一つとして、近年行われるようになったレーザーを使用した手技(下鼻甲介粘膜焼灼術)を紹介します。くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった花粉症の鼻症状は、花粉によって鼻の中の粘膜(下鼻甲介といわれる部分の粘膜)の表面でアレルギー反応が起こる結果です。この粘膜をレーザーによって焼灼(簡単に言うと焼くことです)することで、アレルギー反応の場である粘膜の腫れを減少させ、また、アレルゲン(アレルギーの原因物質です)に対する粘膜の過敏性を低下させることができます。このためアレルゲンが鼻内に侵入して起こる鼻症状の抑制に効果があるのです。

レーザーはどのような手順で行うのでしょうか?
この方法はレーザーを使用するため、外来での日帰り手術となります。 以下にその流れを説明します。
1)最初に外来の診察を受けます。このときにレーザーを行う日を予約します。(レーザーは基本的には火、水、金曜日に行うことが可能です。)

2)レーザーを行う1週間前に、手術前の血液検査(感染症のチェック・・・原則として初回のみ)をします。

3)レーザー当日、ネブライザーという蒸気の吸入があります。それで最初に 麻酔薬を鼻から吸入していただきます。所要時間は約10分です。次に鼻の中に麻酔薬をつけたガーゼを入れ、15分程度休憩していただきます。それらの前処置で鼻の中は痛みを感じなくなります。

4)鼻の中の粘膜(下鼻甲介といわれる部分の粘膜)の表面をレーザーで点状に焼灼します。レーザーで焼灼する時間は5分程度です。痛み、出血はほとんどありません。入院の必要もありませんので当日お帰りいただけます。一般にレーザーのあと2、3日の間だけ、一時的に鼻水が増えますが、その後症状が改善していきます。

費用はどのくらいかかるのですか?
1回のレーザーにかかる費用は3割負担で約8000円程度です。

どのくらいの効果があるのでしょう?
1ヶ月から2年の間での改善度は、7~8割を超えているといわれています。時間経過とともに効果の薄れることがありますが、繰り返し行うと効果が増えていき、無症状となり治療不要になったという報告もあります。 特にハウスダスト、ダニなどの通年性アレルギーに効果が高いという結果が出ています。

睡眠時無呼吸症候群の検査

睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome)とは、起きている時には呼吸障害の自覚がなく、寝ている時に呼吸の異常が見られるもののうち、1時間に5回以上の無呼吸、または1晩(7時間以上)の睡眠中に30回以上の無呼吸が生じ、動脈酸素飽和度(血液の中の酸素濃度です)の低下、その他の臨床症状を伴う場合をいいます。ここで無呼吸とは10秒以上の口と鼻での呼吸の停止のことです。

どのような症状がみられるのでしょうか?
1)睡眠中のいびき、睡眠中の異常運動
2)起きているときボーッとしている(集中力の低下、居眠り、イライラ)
3)息が止まると家族によく指摘される
4)夜尿、朝の頭痛など
これらの症状がみられたら、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみてください。  

いびきをかく中高年の肥満男性で交通事故を起こしたり、電車を乗り越したり、昼間居眠りばかりしているようであれば、要注意です。睡眠時無呼吸症候群は大人に限らず、子供でもみられます。子供では夜尿症がなかなか治らないとか、歯並びが悪くなるといったこともあります。

どのような原因があげられるのでしょうか?
1)閉塞型(呼吸をしようと胸は動くが、呼吸が止まってしまうもの)アデノイド、扁桃の肥大、鼻・副鼻腔の疾患、
   咽頭・喉頭の疾患による気道の狭窄、肥満など・・・大部分はこのタイプ
2)中枢型(呼吸をしようとしないので胸の動きも止まってしまうもの)
   中枢神経疾患(脳出血、脳梗塞など)が原因となることが多い
3)混合型(上記の2つの混在するもの)

そのままにするとどうなるのでしょうか?
 二次性赤血球増多症、不整脈、心筋梗塞・脳梗塞を起こすリスクの上昇、突然死等が認められることがあります。

どのような治療法があるのでしょうか?  
体重のコントロール、アデノイド切除、扁桃摘出、口蓋弓(咽頭)形成術などがあげられます。また、ご家庭で気をつけられることとして、お酒を飲んですぐ寝ない、側臥位就寝(横向きになって寝る)などがあげられます。最近ではCPAPという睡眠時の鼻に装着する補助的な呼吸器を積極的に使用する傾向にあります。この症状を火、木曜に一泊入院してPSGという睡眠時の脳波を測定する器機で検査をしています。簡易型のアプノモニタは外来で貸し出し、自宅で検査をします。  

お心当たりのある方は一度ご相談ください。

通年性鼻アレルギーに対する減感作療法

鼻アレルギーには大きく分けて2種類あります
・季節性アレルギー・・・限定した季節にアレルギー性鼻炎が起こる(原因・・・ほとんどが花粉によって起こる)
・通年性アレルギー・・・年間を通じてアレルギー性鼻炎が起こる(原因・・・ダニ、ハウスダストなどによって起こる)
以下に述べる減感作療法は通年性のアレルギーに特に有効であり、効果が期待できます。(当科ではハウスダストによる減感作を行っています。)

減感作療法の特徴

減感作療法は、アレルギーの原因抗原のエキスを注射し体に免疫をつくる治療法です。根本的な治療であるために、長期寛解や治癒が期待できるという利点がありますが、即効性ではない為に数年にわたる治療計画を立てて望む心構えが必要であり、特に初期は頻回に通院しなければならないこと、また、稀にショックなどの副作用の危険があるという欠点があげられます。

方法
最初は、原則週に2回より注射を始め、濃度を少しずつ上げていきます。維持濃度に達したら次の1ヶ月は週1回、次の2ヶ月は隔週、ついで月1回の間隔で続けていきます。毎回、注射の15分後に、注射の部位を見せてから帰っていただきます(反応を確認するため)。

通年性アレルギーにおける効果
全般的な改善度は、(3年以上継続したもの)88.3%で「改善」以上の成績(著明改善50.6%、改善37.7%)がみられたと報告されています。アンケートによっても、「かなり満足」以上の満足度(非常に満足57.1%、かなり満足27.3%)は84.4%で認められたとの報告があります。

効果発現の時期
・くしゃみ、鼻水では、過半数の症例で6ヶ月以内に症状の軽減が得られていたと報告されています。
・鼻づまりでは6ヶ月以内に改善を自覚する症例は15パーセント以下と少なく、大半の症例は改善までに1年以上を要していたと報告されています。

副作用について
減感作療法の副作用は、小さなものは局所の腫れですが、稀には全身的な症状の起こる可能性があります。気管支喘息で治療中の患者さんは喘息を誘発することも報告されています。  

何か変わったことのあった場合は必ず医師に相談するようにしてください。

アレルギー性鼻炎に対する減感作療法

鼻アレルギーには大きく分けて2種類あります
・季節性アレルギー・・・限定した季節に起こるアレルギー性鼻炎(原因:ほとんどが花粉である)
・通年性アレルギー・・・年間を通じて起こるアレルギー性鼻炎(原因:ダニ・ハウスダストやペットが代表的)

減感作療法には大きく分けて2種類あります
・皮下免疫療法・・・定期的に腕に小さなアレルギーのエキスを少量注射する方法です(当院ではハウスダストのみ行っています)
・舌下免疫療法・・・舌の下にアレルギーのエキスを毎日投与する方法です(当院ではスギとダニを行っています)

減感作療法の特徴

減感作療法は、アレルギーの原因抗原のエキスを投与し体に免疫を作る治療法です。根本的な治療であるために、長期寛解や治癒が期待できるという利点がありますが、即効性ではないために数年にわたる治療が必要です。また、ごく稀にアナフィラキシーなどの副作用の危険があるという欠点があげられます。

(1)ハウスダストの皮下免疫療法
方法
最初は原則週に2回より注射を始め、薄い濃度から徐々に濃くしていきます。維持濃度(これ以上濃くならない濃度)に達したら、次の1ヶ月は週1回、次の2ヶ月は隔週、その後は月1回の間隔で行います。毎回注射の15分後に、注射の部位がどれくらい腫れるかを確認して帰宅していただきます。

効果
・88.3%で「改善」以上の成績(著名改善:50.6%、改善:37.7%)がみられたと報告があります。
・アンケートによっても「かなり満足」以上の満足度は84.4%(非常に満足:57.1%、かなり満足:27.3%)という報告もあります。

効果発現の時期
・くしゃみ、鼻水では、過半数の症例で6ヶ月以内に症状の軽減が得られたと報告されています。
・鼻づまりでは6ヶ月以内に改善を自覚する症例は15%以下と少なく、大半の症例は改善までに1年以上を要したと報告されています。

副作用について
減感作療法の副作用は、小さなものは注射部位の腫れですが、ごく稀には全身的な症状が起こる可能性があります。気管支喘息で治療中の患者さんは、喘息発作を誘発することも報告されています。

(2)ダニの舌下免疫療法
方法
皮下免疫療法と異なり、注射の変わりにダニのエキスを舌の下に滴下する治療法です。違いは痛みがないこと、自宅でできることです。検査でダニアレルギーと診断された12歳以上の患者さんが治療を受けることができます。
初回投与は病院で行います。舌の下にダニエキスのシート(錠剤の薄いもの)を留置すると1分程度で溶けます。そのままで2分間飲み込まずにじっとしています。その後は飲み込んでも吐き出しても構いません。副作用は30分以内に出ることが多いので、30分は病院で経過を観察します。1週間は少量の投与ですが、2週間目からは維持量といって量が増えます。したがって、最初に投与して1週間後に受診をし、副作用がないことを確認してから維持量の投与となります。その後は1ヶ月に一度の受診で投薬を続けます。

効果、効果発現の時期
基本的には投与経路が異なるのみで、皮下免疫療法と同じと言われています。

副作用について
舌下免疫療法の副作用は、30分以内に起こる口の中の腫れやのどのかゆみがあります。気管支喘息で治療中の患者さんは喘息発作を誘発することも報告されているので、そのような方は治療前に相談をしてください。重篤なものとしては、ごく稀にアナフィラキシーショックが起こります。前兆として血圧が低下して脈が早くなったり、吐き気やおう吐が出たり、意識がボーッとする、呼吸がヒューヒューいうといった症状があれば、救急車を呼んで迅速に対応する必要があります。
少なくとも2-3年以上かかる治療で、毎日の服用が必要です。根気よく続けるようにしてください。

(3)スギの舌下免疫療法
方法
ダニと同じように初回は病院で投与します。舌の下にスギのエキス(液体です)を滴下し、2分間飲み込まずにじっとしています。その後は飲み込んでも吐き出しても構いません。副作用は30分以内に出ることが多いので、30分は病院で経過を観察します。
最初の1週間は薄い濃度のエキスを徐々に摘数を増やしていきます。2週間目は濃い度度のエキスを徐々に摘数を増やしていきます。3週目から維持量となります。

効果
アンケートでは昨年より症状が軽くなったという患者さんは約80%みえました。

効果発現の時期
1年以上治療を継続しないと効果が出ないといわれていますが、効果が出たからといって中断すると、元に戻ります。最低でも2-3年は治療を継続してください。

副作用について
ダニの舌下免疫とほぼ同じと考えてください。

治療を希望される患者さんへ

当院での舌下免疫治療の流れは以下の通りです。

(1)まず受診します。その際に近医からの紹介状を持ってきていただいた方がスムーズに運びます(適性検査は血液検査等で行います。近医でそれを済ませてから紹介状を書いていただいた方が良いでしょう。)

(2)最初に投与する日を予約します(特に曜日は決めていません。一日3人を上限としています。)

(3)投与する日は最初に30分程度の説明会をします。そこで同意を得られた上で治療を開始します。一番最初は外来で舌下をしていただき、30分間副作用が出ないか確認をします。それ以降は自宅で舌下治療をしていただきます。

※対象患者
スギ花粉症患者(12歳以上)

※治療を受けられない患者
○病因アレルゲンがスギ花粉ではない患者
○本剤の投与によりショックを起こしたことのある患者
○重症の気管支喘息患者
○悪性腫瘍、または免疫系に影響を及ぼす全身性の疾患のある患者 ※治療に際し注意が必要な患者
○本剤の投与、またはアレルゲンエキスによる診断・治療、あるいはスギ花粉を含む食 品の摂取等によりアレルギー症状を発現したことのある患者
○気管支喘息患者
○高齢者(65歳以上)
○妊婦、産婦、授乳婦
○一部の高血圧の薬剤を飲んでいる患者
○全身性ステロイド薬投与の患者
○スギ花粉以外のアレルゲンに対しても反応性が高いスギ花粉症患者

※適性検査
皮膚反応テストあるいは特異的IgE抗体検査(血液検査)

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施設認定の状況

日本放射線腫瘍学会認定協力施設
日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設

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