腎臓内科とは
成人(高校生以後)の腎炎、腎不全など、腎臓に関する内科的疾患を診断治療する診療科です(結石、腫瘍など外科的疾患は泌尿器科が、中学生以前は小児科がそれぞれ担当しています)。
腎臓内科 外来診療医担当表
休診日:土・日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
受診受付時間 :午前8時~11時15分(全科) ※ただし、急患の方は、随時受付いたします。
スタッフ紹介
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資格・専門領域等
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こんなときに、ご相談ください
検尿異常、浮腫、腎機能障害など。
慢性腎臓病(CKD)は、進行すると最終的には腎代替療法(透析など)が必要となりますが、末期まで無症状であることも少なくありません。治癒をめざすには早期からの診断治療が重要であり、その後の進行予防も含め、一宮市医師会との連携し以下のようなCKD地域連携を開始しております。
- 当科での検尿異常、浮腫などの診療
↓ 免疫抑制療法の適応患者さんの発見、腎生検、免疫抑制による加療、栄養指導
→ 治癒、当科通院
かかりつけ医での診療
↓ - 当科でのCKD中期(eGFR50前後)の診療 CKD保存期治療の確認、栄養指導など
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かかりつけ医での診療
↓ - 当科外来主体のCKD末期の診療
(糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎などではeGFR<35、腎硬化症などではeGFR<15)、保存期治療強化、栄養指導、身障申請(Cr3以上)、看護師による腎代替療法選択説明、待機的内シャント手術、ケースワーカーによる維持透析施設選定、合併症チェックなど。
- 血液透析導入 当院で血液透析への導入を行い、退院可能な状況となった後、患者さんのご自宅に近く便利のよい維持透析施設をご紹介いたします。
その後も、入院加療の必要な合併症出現時は、担当科と連携し、入院透析を担当します。 - 腹膜透析導入 当院に通院の上、行っていきます
- 先行的腎移植 名古屋大学病院腎臓内科、泌尿器科と連携の上進めていきます。
- 血液透析導入 当院で血液透析への導入を行い、退院可能な状況となった後、患者さんのご自宅に近く便利のよい維持透析施設をご紹介いたします。
検査、治療、手術について
経皮的腎生検(5日間入院、名古屋大学腎臓内科での病理診断)、内シャント作成(3日間入院)、血液透析導入、特殊体外循環、集中治療室における緩徐持続透析、結核閉鎖病棟における透析などを行っております。また、各科との連携のもと、小児科領域の腎生検は小児腎臓内科医に、人工血管によるシャント作成は血管外科医に、腹膜透析カテーテル挿入は外科医にお願いしております。
診療実績
2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | |
腎生検 | 34件 | 35件 | 47件 | 56件 | 58件 |
血液透析 | 1492件 | 1963件 | 1918件 | 2124件 | 2344件 |
腹膜透析導入 | 1件 | 5件 | 2件 | 0件 | 1件 |
CHDF | 90件 | 196件 | 134件 | 111件 | 110件 |
PMX | 45件 | 44件 | 28件 | 25件 | 7件 |
PE | 26件 | 18件 | 13件 | 73件 | 20件 |
DFPP | 4件 | 3件 | 3件 | 0件 | 17件 |
PA | 4件 | 6件 | 0件 | 1件 | 0件 |
GCAP | 13件 | 7件 | 27件 | 16件 | 46件 |
内シャント作成 | 46件 | 64件 | 76件 | 74件 | 82件 |
PTA | 5件 | 2件 | 2件 | 0件 | 0件 |
施設認定の状況
日本透析医学会 認定施設
日本腎臓学会 研修施設