血液内科

血液内科とは

血液の病気(白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫などの造血器悪性疾患。鉄欠乏、ビタミン欠乏などを原因とした貧血や血球減少。特発性血小板減少性紫斑病、再生不良性貧血などが代表的疾患)を全般的に診療する科です。
当院は、日本を代表する臨床グループの一つである Japan Adult Leukemia Study Group(JALSG)の参加施設で、種々の臨床試験にも積極的に参加しています。
血液疾患は、基礎的な研究と実際の病気が密接に関係しており、原因の究明、診断法の開発、新たな治療法の開発が日進月歩で進んでいますが、当科でもエビデンスに基づいた最新の診断・治療法を患者に提供することを第一としています。
治療法の選択にあたっては、本人の意思を最大限に尊重するために、原則として病名・病状・予後(今後の病気の進み方や見込みなど)をありのまま本人に告げるようにしております。

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血液内科 外来診療医担当表

休診日:土・日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
受診受付時間 :午前8時~11時15分(全科)  ※ただし、急患の方は、随時受付いたします。

血液内科
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スタッフ紹介

氏名 北村 邦朗
職名 副院長

 

氏名 弓削 征章
職名 部長

 

氏名 西山 誉大
職名 医長

 

氏名 牛田 宣
職名 医長

 

氏名 岩田 江里
職名 医員

 

 

 

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こんな病気を取り扱います

血液細胞には、大きく分けて赤血球、白血球、血小板の3つの成分がありますが、これらの血液細胞を造る造血機能の低下や異常によって生じる血液の病気を診療する科です。
具体的には、鉄欠乏やビタミン欠乏による貧血、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群などの造血器悪性腫瘍、再生不良性貧血などの造血機能異常、特発性血小板減少性紫斑病や自己免疫性溶血性貧血などの免疫異常に伴う血球減少などを対象としています。
貧血といっても、消化管出血や過多月経に伴う貧血から、赤血球造血障害による貧血まで種々の原因がありますので、原因によっては他科とも協力して診断・治療を進めることになります。

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こんなときに、ご相談ください

貧血(動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、体がだるい、疲れやすい、顔色が悪い)

風邪の症状がないのに熱が出る、風邪が長引く

歯ぐきから出血する、鼻血が出る、あざができる

首、脇の下、下腿のつけねなどにしこりを触れるなどの症状があればご相談ください。

健診で、白血球数や血小板数などの血液検査の数値異常を指摘された時も、ご相談ください。

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検査について

血液検査
白血球数、赤血球数、血小板数などの異常や凝固機能などを調べます

骨髄検査
骨の中の骨髄で血液は造られていますが、そこから採血して造血状態に異常がないか調べます。
採取した骨髄細胞は顕微鏡下で観察され、必要に応じて各種細胞表面の性質や染色体異常などを調べます

リンパ節生検
リンパ節腫脹がある場合には、リンパ節を摘出し顕微鏡下で観察し診断を行います

画像検査
レントゲン、CT、MRI、エコー、内視鏡、シンチグラフィーなどの各種画像検査

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治療について

急性骨髄性白血病・急性リンパ性白血病

JALSGに適格かつ同意が得られればJALSGに登録して治療を行います。それ以外の場合は、JALSGに準じた治療を選択し施行します。
同種造血幹細胞移植の適応となる場合には、移植経験が豊富な病院にコンサルトします。

慢性骨髄性白血病

グリベック、タシグナ、スプリセルを含むJALSGの治療を原則的に施行します。

非ホジキンリンパ腫

従来の化学療法と放射線療法の組み合わせにより治癒を含む長期生存が得られますが、自家末梢血幹細胞移植を併用した大量化学療法やモノクローナル抗体(リツキサン)を従来の治療に組み合わせることにより治療成績の向上が期待されています。
当院では再発症例などに対して、自家末梢血造血幹細胞移植を積極的に行っております。
非ホジキンリンパ腫の適切な治療には、正確な病理診断、表面マーカーの分析、遺伝子異常の検査、正確な画像診断が欠かせません。病理部、検査部、放射線科と情報交換することによりよりよい治療を提供する努力をしています。

ホジキンリンパ腫

病期により放射線治療、化学療法、あるいは両者の組み合わせによって治療を行います。再発例などに対しては、自家造血幹細胞移植を行います。

多発性骨髄腫

従来行われてきたMP療法、VAD療法などの通常化学療法、自家末梢血造血幹細胞移植を併用した大量化学療法に加え、ベルケイド、レブラミド、サレドといった新規治療薬を用いた治療を行っています。

骨髄異形成症候群

ゆっくりとした経過をとることが多いですが、本質は急性骨髄性白血病に近い悪性疾患であると考えられます。
経過観察、輸血療法、低容量の抗癌剤治療、ビダーザ治療、白血病に準じた化学療法など、年齢や病状や病期の進行具合に応じて治療を選択します。適応があると考えられる場合は、造血幹細胞移植を目指します。

再生不良性貧血

重症の再生不良性貧血でも、ウサギ由来の抗リンパ球グロブリン製剤と免疫抑制療法の組み合わせで、造血の回復が期待できます。
若年患者の場合は、造血幹細胞移植を視野に入れて治療します。

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