臨床工学室

臨床工学室とは

臨床工学室は、11名の臨床工学技士で構成されています。主な業務は、医療機器の中央管理、保守点検、ICUの機器管理および操作、手術室での人工心肺操作、血液浄化関連全般、心臓カテーテル検査および治療、不整脈治療時の機器操作、物品管理、RST活動、医療安全管理活動に携わっています。

MEセンター業務

業務内容は、機器の貸出業務、終業点検(使用後点検)、定期点検、修理、稼働中の呼吸器点検、病棟ラウンド、RST参加、勉強会の開催、各種会議(機器選定委員会、診療材料検討委員会など)への参加です。
機器管理システムMaris(フクダ電子)を導入し円滑で安全な運用ができるよう管理しています。

手術室業務

業務内容は、手術室の機器管理と心臓血管手術時の人工心肺、整形外科手術時等の自己血回収装置操作、麻酔器の始業点検を行っています。
また、術中の機器トラブルに対応できる体制を取っています。

心臓外科カンファレンスに毎日参加し、業務が円滑に行えるような体制を取っています。

当院の特徴であるOn-Pump Beating Heart CABG、心臓停止時の心筋保護法(Calafiore変法)など、これまで心臓外科開設以来3000例の手術を支えてきました。安全な人工心肺操作をモットーに極力シンプルでありながら、様々な術式に対応できるようなシステムを目指しています。学会の勧告である安全装置設置基準を全て満たし、さらに独自の安全対策として、Pre Bypassチェックリスト、Emergency Boxを整備しています。また、自動人工心肺記録により、人工心肺装置や血液ガス分析装置のデータは電子化され、一元的に閲覧、統計が容易に行えるようになっています。

補助循環業務として、ICUでのPCPS、IABPなどの操作・管理を行っています。

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血液浄化関連業務

当院は、平成23年新設の血液浄化センター10床を完備し、入院患者さんを中心に血液透析を始め、PE、DFPP、PA、GCAP、腹水濾過濃縮再静注、末梢血幹細胞採取などのあらゆる血液浄化に対応出来る施設です。また、集中治療領域の急性血液浄化にも携わっています。Future Net Web+を導入して、透析装置、供給装置、体重計、院内電子カルテと連動・一元管理を通じて、より安全な血液透析を提供しています。また、院内Webより、院内のどこからでもアクセス出来るようになっています。

集中治療領域における各種血液浄化療法施行時には、医師や看護師と連携し、臨床技術提供および管理を行っています。患者さんの状態に対応したHighFlowCHDFやHD、CRRT、PMX、PEなどを中心に携わっています。

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心臓カテーテル室業務

当院は、平成23年新設の心臓カテーテル専門の部屋を含め3部屋を完備し、冠動脈造影を始め、ロータブレータを含む冠動脈形成術、経皮的末梢血管形成術(PTA)、ペースメーカ・ICD・CRTの植込み術、カテーテルアブレーションなどあらゆる業務に携わっています。緊急時はon call体制にて対応しています。Goodnetを導入し治療中のバイタルや経過表、治療データや治療結果、使用物品等の情報を入力し管理しています。

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カテーテルアブレーション業務

愛知県立循環器呼吸器病センターにおいてアブレーションを開始し、通算で約2300例となりました。当院では、心房細動、心房頻拍、発作性心房頻拍、心室頻拍などの心筋焼灼術を行っており、MEは、電気生理検査記録解析装置や心臓電気刺激装置、高周波発生装置等の機器操作の他、治療における術者の手技補助も行っています。

最近では、電気生理検査記録解析装置だけでなく、三次元マッピングシステム(CARTOシステム、Ensiteシステム)を用いて解析を行うようになり、それらの操作も行っています。三次元マッピングシステムとは、心臓の中にある電極カテーテルの位置情報と心臓の興奮を3D空間上に構築し、心臓の中の電気の流れ方や異常な興奮部位を視覚的に描写できる機器です。それにより、従来の電気生理検査記録解析装置ではできなかった不整脈の解析も可能になりました。

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植込みデバイス関連業務

植込み時から退院後のフォローアップまで、植込みデバイスに関わる全ての業務に携わっています。多種多様なデバイスに対応できるように、各社プログラマーを整備しデバイス管理に努めています。遠隔モニタリングシステムを導入し、日々のデータを確認することで患者さんの不安軽減、またイベントの早期発見・対応に役立てています。ペースメーカ・ICDクリニックでは、各メーカーを週毎に分け、ペースメーカ・ICD・CRTの定期的なデバイスチェックを行い、医師と相談し常に最適な設定となるよう努めています。また、緊急のチェックにも対応しています。

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臨床工学室スタッフ(2017年4月)

 

2010年10月病院統合を経て、現在臨床工学室は19名となりました。業務内容は大幅に増加し多岐にわたるため、広い知識と技術を身につける必要があります。幅広い知識・技術も持ったGeneralistかつ、個人の得意分野を追及し続けSpecialistであることを目標に日々努力しています。  

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取得認定資格

  • 臨床工学技士
  • 臨床検査技師
  • MDIC(医療機器情報コミュニケーター)
  • 透析技術認定士
  • 体外循環技術認定士
  • 呼吸療法認定士
  • 不整脈関連専門臨床工学技士
  • 心血管インターベンション技師
  • 心電図検定2級
  • 第2種電気工事士
  • 普通第一種圧力容器取扱作業主任者

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