院長あいさつ

院長あいさつ

一宮市立市民病 院長
松浦 昭雄

医学生のみなさんへ
一宮市立市民病院では長年にわたり卒後臨床研修の充実に努力して参りました。最近では全国の大学から研修の応募をいただいています。令和2年4月現在、1年目17名(たすきがけ2名、歯科1名含む)、2年目15名(歯科1名含む)の先輩たちが、患者さんの命・健康を守るべく日々奮闘しています。
当院は愛知県北西部の一宮市にあり、市民病院の使命である地域密着型の医療を展開しています。特に救急医療、小児・周産期医療、がん診療の4点に重点をおいています。
当院はこの10年で大きく進化した病院です。現在29の診療科があり、病床数はICU、NICUを含め594床です。平成30年に開設した新棟が本格稼働し、成果を上げています。ハイブリッド手術室の設置を機に、令和元年に「経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)の実施施設」の認定を受け、現在年間40例程のTAVIを施行しています。新棟開設時に導入した手術支援ロボット-ダ・ヴィンチを用い、泌尿器科で前立腺全摘術を行っており、さらに婦人科および外科の手術にもその適応を広げています。緩和ケア病棟を新設し、外来化学療法室・緩和ケア診察室・がん相談支援センターを一体的に整備したことで、地域がん診療連携拠点病院としての機能が向上しました。今春猛威を振るった新型コロナウィルスの感染者対応には、新棟内に移設された感染症病床をフル稼働させ、当地域の感染対策の拠点としての役割を果たしています。
また、災害拠点病院(屋上へリポートあり)、DMAT指定医療機関(DMAT:3チーム保有、派遣実績あり)、周産期母子医療センターも設置されています。循環器センターでは専門医が24時間常駐し、緊急の心臓カテーテル検査や心臓手術にも対応しています。
平成22年5月に救命救急センターとして認可され、2市50万人規模を有する尾張西部医療圏の基幹病院として、1次から3次までの患者さんを受け入れています。救急搬送件数(時間内+時間外)が年間約6,000件、時間外ウォークイン受診が2万6千人を超しており、プライマリーケアを学ぶには絶好の条件です。充実した設備・指導のもとで実りある研修をしていただけると自負しております。
当院ではスーパーローテートを実施しています。二年次には、希望に応じて柔軟に科の選択ができます。また状況に応じて変更も可能です。研修医同士は良い雰囲気で仕事をしており、現在まで研修中断した方は一人もいません。皆一定水準以上の総合診療力を身につけ研修を修了しています。専門研修プログラムとしては、内科、外科、小児科は基幹プログラムを持ち、その他各科も連携プログラムを有していますので、初期研修修了後も引き続き専門研修を継続することができます。

地域医療の要の病院で、より良い医療を地域の人々に提供するため、私どもと一緒に互いに切磋琢磨しながら仕事をしてみませんか。

 

プログラム責任者あいさつ

一宮市立市民病院 プログラム責任者
満間 照之

初期研修先を選択するうえで各科研修の充実が大切です。当院は平成22年度に循環器呼吸器病センターとの統合を経て、10年で医師数が倍近くとなり、平成30年度には緩和ケア病棟が新設されました。尾張西部地域約50万人の医療圏で中心的な基幹病院として救命救急センターを中心に1次から3次までの患者を受け入れています。そのためプライマリケアから高度医療まで幅広く深みのある研修ができるようになっています。
初期研修は一人よりも多くの仲間、先輩や後輩とともに教え教わりながら研修をしたほうがよりよく学べるという方針のもと、採用時には人間性を重視しています。2年間の初期研修を経て良い医師となれるよう病院全体でサポートしています。実際に過去、当院の初期研修でやめてしまった研修医はいません。また内科、外科、小児科は専門医研修における基幹施設認定を受けており、初期研修が終了しても引き続いて専門医になるための研修が受けられます。プログラムも研修医の要望を聞きながら毎年ブラッシュアップしていますので病院とともに成長していきたい方に当院の初期研修はおすすめです。