一日のスケジュール
8:30
レクチャー
上級医より血液内科の知識や輸血の基礎についてレクチャーを受けます。
9:00
骨髄塗抹標本を鏡検
血液像・骨髄像は血液内科の基礎であるだけでなく、数多くの情報を得ることができる重要な検査です。
10:00
外来
上級医とともに外来診察を行います。必要な検査について思案を巡らします。
13:00
抗がん剤治療
上級医・看護師とともにベッドサイドで抗がん剤の内容を確認します。血液内科の治療においてとても重要な作業です。
14:00
骨髄検査
血液内科の要である骨髄検査の指導を受けます。実技を何度か見学し、機会があれば実際に骨髄検査も施行します。
16:00
カンファレンス
多職種カンファレンスで研修医も症例提示を行います。移植関連病院のWEBカンファレンスが行われることもあります。
17:15
業務終了
本日もおつかれさまでした。
研修医・指導医メッセージ
1年目 研修医
他の診療科では経験できない、血液塗抹標本の鏡検を丁寧に指導してもらえます。抗がん剤治療の基礎や、その合併症に対する対処方法など、学びの多いローテートとなりました。
血液内科医長
血液内科の世界は日進月歩であり、免疫療法や分子標的薬など常に進化を続けています。その中から患者さん一人ひとりに合った治療を選択し、薬物療法の基礎や副作用の出現時の対応を学びます。また中心静脈カテーテルや骨髄検査などの手技にも参加してもらいます。血液内科医は患者さんの人生の最後まで寄り添うことが多いのですが、研修医の先生にもその一端を担ってもらえたら嬉しく思います。