【研修医】循環器内科

循環器内科

概要

循環器内科での研修は循環器専門医取得の基礎となり、循環器内科分野の診療を行うための知識や基本手技を習得します。資格取得のため、卒後3年目から症例確保などの準備をサポートします。なお、循環器専門医取得のためには、基本領域資格として内科専門医の取得が必要です。
当科は名古屋大学循環器内科教室の関連病院です。同教室と連携をとりつつ、研修を進めていきます。

特徴

当科は2010年の愛知県立循環器呼吸器病センターとの統合以来、一宮市内だけではなく西尾張地区の循環器病センターとして、広く患者さんを受け入れられるよう努力してきました。従来の血管内治療(冠動脈インターベンション、カテーテルアブレーションなど)はもちろん、最新の治療方法も導入すべく日々努力しています。2018年より経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)を選択肢に加え、治療成績も良好です。心臓移植を必要とするような重症心不全の診断・治療も、名古屋大学循環器内科教室と連携し積極的に行っています。

初期研修

1年次は全科ローテーションを基本とし、他の領域とともに4週間の研修を行います。2年次は内科領域を中心としたローテート研修を行い、他の選択科とともに4~8週間のローテート研修を行います。副主治医として入院患者の診療にあたり、心臓カテーテル検査・超音波検査など循環器内科医として必要な基本手技を身につけます。

研修カリキュラム

後期研修を含め卒後6年目で内科専門医の資格取得を目指し、将来の循環器専門医取得のための礎とします。2023年度より、異動研修プログラムに則り卒後5年目は他病院での研修を受けることになりました。

カンファレンス・勉強会

  • 毎朝(月曜~金曜):カンファレンス
  • 毎週月曜日:抄読会

学会活動

地方会・研究会での発表はもちろん、日本循環器学会総会をはじめとした全国学会での発表も積極的にサポートします。欧州心臓病学会(ESC)などの海外学会での発表も積極的に行います。

週間スケジュール

曜日 主な業務
心臓カテーテル業務(冠動脈インターベンションなど)
救急外来患者の対応、心エコーなどの検査業務
心臓カテーテル業務(カテーテルアブレーションなど)
心臓カテーテル業務(ペースメーカ移植など)
心臓カテーテル業務(TAVIなど)

研修施設認定

  • 日本内科学会認定医制度教育病院
  • 日本循環器学会専門医研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会認定研修施設
  • 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設



内科診療風景紹介