【研修医】脳神経外科

脳神経外科

概要

脳神経外科疾患、特に頭部外傷や脳卒中は、救急外来でよく遭遇する疾患です。将来何科を専攻するにしても、経験しておくことが望ましいと思われます。研修では、それらの救急外来での初療およびその後の手術あるいは保存的治療を中心に学びます。

特徴

脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍など一般的な脳神経外科疾患を広く経験することができます。開頭手術だけでなく、内視鏡手術や血管内手術も行っています。緊急入院・緊急手術が多いため、研修期間によって、経験できる症例数にばらつきがあります。

初期研修

1年次は、1〜2週間の研修です。救急外来での初療や病棟での診察、処置を体験します。手術では、開頭、閉頭の助手として参加します。2年次に研修した場合、十分な知識と技量があれば、穿頭術の執刀をすることも可能です。

研修カリキュラム

卒後1-2年目 初期研修 脳神経外科学会入会
名古屋大学脳神経外科研修プログラム登録
卒後3-6年目 後期研修
脳神経外科研修
(6ヶ月間は名古屋大学で研修)
卒後7年目 脳神経外科研修 専門医試験

カンファレンス・勉強会

  • 毎週金曜日:カンファレンス
  • 第1.3.5月曜日:病棟カンファレンス
  • 第2.4月曜日:リハビリカンファレンス

学会活動

地方会、研究会に参加し、学会発表を行います。日本脳神経外科学会などの全国学会における発表を目指します。

週間スケジュール

曜日 主な業務
病棟回診・脳血管撮影・カンファレンス
手術・病棟回診
病棟回診・脳血管撮影
手術・病棟回診
病棟回診・カンファレンス

研修施設認定

  • 日本脳神経外科学会専門研修プログラム連携施設