一日のスケジュール
8:30
透析カンファレンス
透析室で、その日の透析患者についての情報を多職種で共有します。
9:00
外来診察
他院からの紹介患者や当日受診の患者を上級医とともに診察し、外来診療の基本を学びます。
10:30
手術
助手として内シャント造設術に参加し、バスキュラーアクセスの手技と管理を学びます。
13:00
症例についての指導
担当している症例の治療に関し、上級医から指導を受けます。
13:30
血管内治療
狭窄を来した内シャントに対し、バルーンによる血管形成術を行います。上級医の指導のもと、インデフレーターを操作することもあります。
15:00
腎生検
腎炎の診断に欠かせない重要な検査です。
16:00
カンファレンス
入院患者の治療方針を全スタッフで検討します。担当している患者の状態についてプレゼンテーションを行います。
17:00
抄読会
持ち回りの抄読会です。研修医も発表し、英語論文を読む力を身に着けます。
17:30
業務終了
本日もおつかれさまでした。
研修医・指導医メッセージ
2年目 研修医
様々な症例を担当し、水分・電解質・酸塩基平衡などの全身管理を学ぶことができます。透析用カテーテルの挿入や内シャント造設術の助手など、いろいろな手技を万全のサポート体制のもとで経験でき、身になるローテートとなりました。
腎臓内科部長
慢性腎臓病は今や8人にひとりが罹患する国民病であり、どの科に進んでも必ず関わることになります。腎機能障害や検尿異常に対してどのような検査や治療が必要なのかを、また、急性腎障害の鑑別方法や治療などを学んでもらいたいと思っています。