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Sさん

メッセージ

Sさん

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職場

4B産科病棟

出身校

名古屋医専

カテゴリー アソシエイト

一宮市立市民病院を選んだ理由

私は高校の衛生看護科を卒業後、大学の短期大学部に進学、20歳で看護師免許を取得、結婚し、子育てをしながら大学病院で小児科とNICU、産科のクリニックで12年間看護師として勤務してきました。その後33歳で助産師免許を取得しました。助産師として新たな出発をするにあたり、研修システムが充実しているところや産科単科の病棟で多くの先輩助産師が在籍していることから学び、成長することができると思いました。また看護師として産科のクリニックで勤務していた時には、母体搬送を送る側でしたが、地域周産期母子医療センターとして受け入れる側となり、さまざまなリスクを抱えた母児に対して分娩から出産後まで継続して助産や看護をすることができると思い当院を選びました。

今の所属先と仕事の内容を教えてください。

4B産科病棟に所属しています。産科病棟では分娩や産後の母子へのケアや授乳・育児指導、切迫早産や妊娠高血圧症候群などで入院管理が必要な妊婦さんへの看護を行っています。地域周産期母子医療センターとして妊娠22週からの母体搬送を受け入れており、母児の救命や小児科医師とともに出産時の新生児蘇生に携わることもあります。病棟、外来は一元化しており、妊娠期から出産、出産後まで産科病棟のスタッフが継続して関わり、助産外来、母乳外来も担当しています。近年増加している、育児困難が予想される社会的ハイリスク妊産褥婦には、妊娠期から育児にむけて多職種で関わり地域への切れ目ない支援を目指しています。

職場の雰囲気を教えてください。

4B産科には助産師が多く在籍しており、夜勤や休日勤務でも助産業務に関する相談や話し合いをすることができるため、経験年数が浅い助産師も安心して勤務することができます。また地域周産期母子医療センターとして妊娠22週からの母体搬送を受け入れており、母児の救命や小児科医師とともに出産時の新生児蘇生に携わるため、知識やスピードを求められることもあり、時には厳しく指導を受けることもあります。その経験から多くの知識が得られ、チーム医療についても学ぶことができていると思います。

印象に残っているエピソードを教えてください。

産科病棟は出産という命の誕生の場であると同時に、時には死産、看取りの場となることもあります。死産は、突然に起こったIUFD(子宮内胎児死亡)である場合や、悩み選択せざるを得なかった妊娠中絶である場合があり、患者さんやご家族はその経過の中で感情が揺れ動いています。その中で、患者さんとご家族の意思を尊重し、思いに寄り添ったグリーフケアや患者さんとご家族が滞りなく看取りの場面を迎えることが求められます。私自身も入職後多くの赤ちゃんを看取り、お見送りをしてきました。赤ちゃんのご家族と一緒に沐浴を行い、ベビー服を着せ、手形や足型を残す、産毛やへその緒をお渡しする、お写真を撮影することもあります。ご家族と赤ちゃんとの思い出が、悲しく辛いだけではなく、かけがえのない時間になるようにと願い、グリーフケアを行っています。

一宮市立市民病院の魅力を教えてください。

地域周産期母子医療センターとして、さまざまなリスクを抱えた母児に対して分娩から出産後まで、多職種で互いに協働しチーム医療を行っています。その一員としての経験や学びが、自分自身の成長につながるところが魅力だと感じています。またスキルアップを目指して新生児蘇生法(NCPR)やアドバンス助産師、臨地実習指導者、院内認定看護師などの取得も支援してもらえます。

「こんな看護師になりたい」というビジョンを教えてください。

数年前より糖尿病ケア委員として活動しています。当院では、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の妊婦さんの分娩も受け入れており、妊娠期からの継続支援を目指して、今年度、糖尿病看護の院内認定看護師の研修を受けています。糖尿病の患者さんの妊娠・出産や、性に対する支援と指導ができる助産師を目標としています。

最後に求職者にひとこと

初めは、新しい生活への戸惑いや不安、日々の勉強などやるべきことも多く大変だと思いますが、一つ一つの経験が大きな成長につながります。助産師として共に成長できるように一緒に頑張りましょう。

Recruit

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管理課総務人事グループまで

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