看護師特定行為の包括的同意
看護師特定行為
特定行為とは医師の指示のもとあらかじめ作成された手順書に従って、専門的な知識・技術を持った看護師が行う診療の補助です。人工呼吸器の設定変更・中心静脈カテーテルやドレーンの抜去・動脈圧ラインの挿入など38の行為が定められています。看護師が医療チームの一員として適切な医療を迅速かつ遅滞なく患者さんに提供することを目的として、2015年から施行されている制度です。特定行為を実施するためには法令に基づいた特定行為研修を修了していることが必要です。当院でもすでに5名の看護師がこの研修を修了しています。
看護師特定行為実習
当院では2023年から厚生労働省「特定行為に係る看護師の研修制度」における指定研修機関として実習を行っています。実習中の看護師は、指定研修機関での筆記試験・実技試験に合格したのち、指導医師の指導のもと実習を行っています。
包括的同意
看護師特定行為の実践および特定行為実習に関しては、包括的同意をもってご了承いただいたものと判断いたします。同意いただけない場合は、当該病棟の看護師長または患者相談窓口までお申し出ください。同意いただけない場合であっても、治療上・看護上の不利益を被ることはありません。円滑な診療のため、みなさんのご理解・ご協力をお願いします。