「病院のお仕事体験ツアー」が開催されました
12月9日(土)「病院のお仕事体験ツアー」が開催されました。 小学4年生~6年生とその保護者の20組40名の方が参加しました。63組の応募があり、当選倍率は3倍を超えました。 当院で初開催となったこのイベントでは、5つのリアルな医療現場を体験してもらいました。 参加した小学生は、白衣やスクラブを着用して医療従事者になりきっての体験でした。
内視鏡で人体模型の消化管を検査しました。 消化器内科医師の説明を聞きながら、上手に画像を映し出すことができました。
超音波検査装置を使い、病院職員を患者役として実際に検査をしました。心臓の動きや血液の流れを確認できました。
X線撮影のしくみの説明を聞いてから、実際に撮影機器を操作しました。X線を通しやすいもの、通しにくいものはなんだろう?
薬の量と使い方を指示する処方箋を見ながら、薬を用意しました。散剤分包機を使って、薬に見立てたスポーツドリンクの粉末を10回分に小分けしました。小分けした粉末を水で薄めて水薬も作りました。
心臓マッサージの必要性やAED操作の説明を聞き、胸骨圧迫の方法を習いました。習ったばかりの心臓マッサージ連続30回に挑戦。みんながんばって、「強く」「速く」「絶え間なく」胸骨を押し続けました。
サプライズで病院救急車の車内見学も行いました。
参加者からのアンケート結果では、 「満足」94.1%、「やや満足」5.9%と大変好評でした。 「次回もこのイベントに参加したいか」の質問には、回答者全員が「参加したい」と答えてくれました。 「普段なら絶対できない経験ができて、本当にやることもできたのですごく楽しかった」 「すべての体験で実際に自分が動いて体験できる内容で理解が深まった」 「もし今後も機会があれば、また違ったプログラムを体験してみたいです」など、うれしい感想が寄せられました。
みなさんからのご意見を参考に、次回開催ではさらに魅力ある内容にしたいと思います。