一宮市立市民病院でのお産
当院は尾張西部医療圏唯一の地域周産期母子医療センターに指定されており、妊娠高血圧症候群・胎児発育不全・切迫早産・前置胎盤・双胎などに対応しています。また、早産児・低出生体重児の治療を行う新生児集中治療室(NICU)を備え、多数の母体搬送を他院から受け入れています。多くのハイリスク妊娠・分娩に対応してきた経験をもとに、安全なお産を提供することを目指しています。地域に根ざした病院として通常分娩をされるみなさんにも選ばれていますので、お気軽に受診いただければと思います。
初めての受診
総合受付で産婦人科の初診の申し込みをしてください。紹介状をお持ちの方は診療予約が可能です。詳しくこちらをご覧ください。
妊婦健診
時期に応じ4週ごと~1週ごとに医師の診察と助産師による保健指導を行います。毎回超音波検査を行い、赤ちゃんの発育の具合を確認します。
マザークラス・パパママ教室
素敵なマタニティライフを過ごしてもらえるよう、各種教室を開催しています。産婦人科外来でお申し込みください。
マザークラス前期
[開催日] 第2火曜日13:30~15:30
[対象] 妊娠5~6か月の妊婦さん
[内容] 妊娠の経過、妊娠中の栄養、おっぱいのお手入れなど
マザークラス後期
[開催日] 第3火曜日 13:30~15:30
[対象] 妊娠8~9か月の妊婦さん
[内容] お産の流れ、入院・出産の準備、おっぱいのお手入れ・病棟案内など
パパママ教室
[開催日] 第4日曜日 15:15~16:45
[対象] 妊娠8~9か月の妊婦さんとパートナー
[内容] 妊婦体験、妊婦体操、赤ちゃんの心音聴取など
出産
安心して出産できるよう、医師・助産師がお手伝いします。パートナーの立ち合い分娩も可能です。24時間産婦人科医が常駐していますので、分娩途中で帝王切開に切り替えた方がよいと考えられる場合にも迅速に対応することが可能です。
食事
入院中は産後の体や母乳にも良い、栄養バランスの取れた食事を提供します。また、出産後にはお祝い膳もご用意しています。
産後サポート
出産後は誰でも心と体が不安定になりがちです。助産師がお母さんに寄り添い話を聞くことで、平穏に過ごしてもらうことを目指します。また、赤ちゃんの抱き方や沐浴、授乳の方法などを丁寧に指導しています。
小児科との連携
早産・低体重出生が予想される場合には事前にカンファレンスを行い、小児科と情報を共有しています。出生後は状態に応じ、新生児集中治療室(NICU)・新生児回復室(GCU)で赤ちゃんの治療を行います。
予約外受診の方法
予約日以外の外来受診
エントランスの再来受付機で手続きをしたのち、産婦人科外来にお越しください。
受付時間:平日8:00~11:15
時間外の受診を希望される場合
来院前にお電話でご連絡ください。
一宮市立市民病院(代表)0586-71-1911
平日11:15~17:00 産婦人科外来
上記以外の時間 産科病棟
入院費用
昨今の人件費や物価、燃料費等の高騰の影響および令和6年度診療報酬改定に基づき、令和7年1月1日から、下記の通り出産にかかる料金を改定させていただきます。
ご負担をおかけいたしますが、ご理解のほど、お願い申し上げます。
出産にかかる入院費用(概算)
令和7年1月1日から | 令和6年12月31日まで | |
【経腟分娩】 [分娩前日に入院、分娩5日目に退院した場合] |
約62万円 (双胎約90万円) |
約55万円 (双胎約82万円) |
【帝王切開】 [手術前日に入院、手術6日目に退院した場合] *健康保険3割負担の場合 |
約56万円 (双胎約88万円) |
約50万円 (双胎約80万円) |
※令和7年1月1日を跨いだ場合、その時点から改定後の料金を適用させていただきます。
※概算額は、平均的な入院をもとに算出した金額です。個々の妊産婦さんの状態や合併症の有無により金額・入院日数は異なります。なお、室料差額は、別途発生します。
※入院費用でお困りの方は医療福祉相談室にご相談ください。事前のご相談をお勧めします。
出産育児一時金
健康保険に加入している方は赤ちゃん一人につき50万円が支給されます。地域医療連携室で手続きをすれば「直接支払い制度」を利用でき、出産費用を一時的に建て替える必要がなくなります。国民健康保険で保険料の未納がある場合には自治体窓口にご確認ください。
入院費用に関する問い合わせ先
一宮市立市民病院(代表)0586-71-1911
平日8:30~17:00 医事課