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ドクターインタビュー

甲状腺疾患に対する内視鏡下手術

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耳鼻いんこう科部長 関谷 真二

内視鏡下甲状腺手術は、内視鏡を用いて小さな穴から行う手術です。従来の手術に比べて傷跡が衣服の下に隠せるのが大きなメリットです。全国的に徐々に普及し適応疾患も広がってきている中、一宮市立市民病院でもこの術式を導入しています。この治療に積極的に取り組んでいる関谷真二医師に話を聞きました。

Q1. 内視鏡下甲状腺手術とはどんな手術ですか?

甲状腺の手術は、一般的には首の前面に1015cm程度の皮膚切開をして行います。女性の患者さんの中には、人目に付きやすい首に手術の痕が残ることを気にする方も少なくありません。マフラーやストールで覆われる方もいますが、やはり美容的な問題は小さくないと考えられてきました。当院で行っている内視鏡下甲状腺手術は、衣服で隠れる鎖骨の下から切開するので、美容面に優れているのが特徴です。術後約3か月から半年にかけて傷跡も目立たなくなります。

Q2. どのような病気が治療できますか?

病気の種類とその大きさ、そして患者さんの希望を考慮し、術式を選択しています。例えば良性の腫瘍では6cm程度の大きさまで、悪性腫瘍では比較的小さくてリンパ節転移のないものを選んでいます。また、バセドウ病とも言われる甲状腺機能亢進症は60g程度の大きさまでが内視鏡下手術の適応と考えています。

Q3. 従来の方法と比べて安全でしょうか?

日本全国のワーキンググループの報告において、合併症の確率は従来の外切開法と比べても同程度とされています。ただし手術時間は従来の方法に比べて1時間ほど長くなります。

Q4. 医療費の支払いに健康保険は使えますか?

良性腫瘍・バセドウ病・副甲状腺機能亢進症・悪性腫瘍に対する手術の保険診療が認められています。ご不明の点があればお気軽にご相談ください。

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