脳神経内科

脳神経内科とは

脳神経内科は脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気を内科的にみる科です。私たちのおこなっている診療内容をより正しくご理解いただくために、以前の神経内科という標榜科名を脳神経内科に変更しました。当科は主にメンタルの病気をあつかう精神神経科やストレスやこころの問題がもとで体に異常をきたす病気をあつかう心療内科などとは違います。現在、内科は循環器内科、呼吸器内科、消化器内科など各臓器別に分かれており、その中で脳・神経、筋肉の病気を専門にみる内科が脳神経内科です。

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脳神経内科 外来診療医担当表

休診日:土・日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
受診受付時間 :午前8時~11時15分(全科)  ※ただし、急患の方は、随時受付いたします。

脳神経内科
外来診療医担当表はこちら

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スタッフ紹介

氏名 伊藤 宏樹
職名 診療局長

資格・専門領域等

資格:
日本臨床神経生理学会認定医(脳波分野、筋電図・神経伝導分野)・指導医
日本神経学会専門医・指導医、日本自律神経学会評議員、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本内科学会教育責任者
氏名 田村 拓也
職名 科部長

資格・専門領域等

資格:
日本神経学会専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、臨床遺伝専門医
氏名 野田 智子
職名 医長

資格・専門領域等

資格:
日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本内科学会総合内科専門医
氏名 蔭山 遥
職名 医員

資格・専門領域等

資格:
日本内科学会認定内科医
 
氏名 石原 佑次
職名 医員

資格・専門領域等

資格:

 

専門領域:

 

氏名 李 ふみこ
職名 医員

資格・専門領域等

資格:

 

専門領域:

 

 
氏名 櫻井 信夫
職名 非常勤医師

資格・専門領域等

資格:

 

専門領域:

 

 
氏名 寶珠山 稔
職名 非常勤医師

資格・専門領域等

資格:

 

専門領域:

 

 
氏名 森田 須美子
職名 非常勤医師

資格・専門領域等

資格:

 

専門領域:

 

 

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こんな病気をみています

代表的な病気として、脳卒中(脳梗塞・脳出血など)、認知症(アルツハイマー病・血管性認知症など)、てんかん、頭痛があげられます。他にもパーキンソン病とその関連疾患、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症などのいわゆる神経難病、多発性硬化症、自己免疫性辺縁系脳炎などの免疫の異常で起こる病気、髄膜炎、ヘルペス脳炎などの感染症をはじめ、多くの神経疾患をみています。また、これら脳や脊髄の病気だけでなく、ギランバレー症侯群、糖尿病性末梢神経障害などの末梢神経の病気、重症筋無力症、多発性筋炎、筋ジストロフィーなどの神経筋接合部や筋肉の病気もみています。

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このような症状があるときにご相談ください

頭が痛い、手足や身体に力が入らない・しびれる、ろれつが回らない、もの忘れが気になる、手足がふるえる・けいれんする、歩く時にふらつく、動作が遅くなった、ものが見にくい・二重に見える、意識が悪い、言動がおかしいなどの症状がある場合は当科を受診してください。当科の病気は経過や実際に身体にどのような動きが起こったのかを確認することが重要なことが多いので、症状の変化をメモしていただいたり、動画に記録したりして診察時に見せていただけますと大変助かります。すでに他の病院に通院している方は、なるべく紹介状か診療情報提供書を持ってきていただくようにお願いします。また、薬を内服されている方は、診察の時にその内容をお知らせ下さい。

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検査について

・ CT検査:X線を使って脳の断層写真を取ります。受診日に行うことが可能です。
・ MRI/MRA検査:強い磁石と電磁波を使って脳・脊髄、脳の動脈や頚動脈の状態を調べます。基本的には予約検査となりますが、担当医の判断で緊急に行うこともあります。
・ アイソトープ検査:微量の放射線が含まれた薬剤を注射し、その薬剤が集積した脳の部位から出される微弱な放射線を検知し、画像化して脳の機能をみる検査です。
・ 脳波検査:微弱な電気の波を頭皮上に装着した電極より記録し、大脳の活動状態を調べます。
・ 末梢神経伝導検査:末梢神経を皮膚上から電気刺激し、誘発された電位を記録し、伝導速度、振幅などを測定することによって末梢神経の機能を調べる検査です。
※頭部CT以外の検査は基本的に予約検査となります。

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治療について

当科では薬やリハビリテーションなどにより、内科的に病気を治療します。まず、どのような病気かを正確に診断し、外科的な治療が必要な病気の場合は脳神経外科や整形外科をご紹介します。なお、患者様の病状により精神科的な治療が必要な時は他院の精神科、心療内科をご紹介する場合もあります。脳梗塞の急性期やてんかんの重積状態など全身管理が必要な病気は原則として入院していただき、しっかりと治療を行います。急性期を過ぎて病状が落ち着いたあとも、引き続きリハビリテーションが必要な場合には他のリハビリテーション専門病院に転院して治療を続けていただきます。神経・筋疾患の多くは経過が長く、一生患者様がつきあっていかなければならないことがあります。このような患者様の悩みや苦痛を身体面や精神面から支えていきたいというのが私たちの願いです。
また、近年の脳神経内科領域における治療の進歩は目覚ましく、核酸医薬品、分子標的薬をはじめ多くの新薬の登場により、これまで有効な治療法がなかった神経・筋疾患の中にも治療可能な病気が増えてきており、より良い治療効果が得られるようになっています。当院では最新の知見やエビデンス(科学的根拠)にもとづいて、患者様に最善の治療をご提供できるように努めています。

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神経・筋疾患臨床遺伝専門外来について

<受診される患者さんへ>

遺伝という言葉は、親の体質が子に伝わることを言います。ここでいう体質の中には、顔かたち、体つきのほか、性格や病気にかかりやすいことなども含まれます。遺伝子とはその遺伝を決定する小単位を意味する言葉ですが、ヒトの場合、一つの細胞の中に約3万個以上の遺伝子が存在しており、遺伝子は精密な人体の設計図として働いています。そして、この遺伝子の違い(遺伝子変異)はさまざまな神経や筋肉の病気の原因となります。当外来では、遺伝子変異によって起こる神経や筋肉の病気に関わる様々な問題や不安を抱えておられる患者さんに対して、脳神経内科専門医、臨床遺伝専門医の立場から時間をかけて、できるだけわかりやすく病気や遺伝のことについてご説明致します。お気軽にご相談ください。

<Q&A>

Q-1:遺伝子変異でおこる神経や筋肉の病気にはどのようなものがありますか?
A-1:脳神経内科であつかう病気では、ハンチントン病、球脊髄性筋萎縮症、筋強直性ジストロフィーなどは全例で遺伝子変異がみつかる病気です。他、脊髄小脳変性症の約3分の1、脊髄性筋萎縮症III型の約半数、IV型の1~2割においても遺伝子変異が認められます。また、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)といった病気でも5~10%の方が遺伝子の変異で発症するといわれています。

Q-2:神経・筋疾患臨床遺伝専門外来を受診するにはどうすればいいですか?
A-2:ご自身がご病気を発症している場合はご自身の主治医の先生に、ご家族がご病気の場合にはご家族の主治医の先生に紹介状を依頼して、当外来の受診予約を取ってください。これまでに行った検査結果や診療情報等があると、より正確な診療を行うことができます。また、最初の受診の際に家系の情報をお聞きしますが、病気に関する家系図をあらかじめ記入してご持参くだされば大変助かります。

Q-3:遺伝子検査は受けられますか?
A-3:病気によって遺伝子検査が可能な場合と不可能な場合があります。まずは病気や遺伝子検査についての詳しい説明を聞いていただき、検査する必要があるのかどうか、検査するメリットやデメリットは何かを患者様、ご家族様と一緒に十分検討します。その上で遺伝子検査のご希望があれば、同意書に署名をいただいた上で検査を受けていただくことができます。ただし、医療保険の適応でない場合や研究段階で特定の施設でしかできない場合など様々な条件がありますので、ご相談の上検討することになります。

Q-4:遺伝性神経・筋疾患に治療薬はありますか?
A-4:近年、核酸医薬品をはじめとする新薬の登場により遺伝性神経・筋疾患の治療は飛躍的に進歩しています。球脊髄性筋萎縮症(リュープロレリン)、脊髄性筋萎縮症Ⅰ~Ⅳ型[SMN1遺伝子の欠失、変異を有し、SMN2遺伝子を1コピー以上もつもの](ヌシネルセン)、トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチー(パチシラン)、デュシェンヌ型筋ジストロフィー[エクソン53スキッピングの治療対象となるジストロフィン遺伝子変異をもつもの](ビルトラルセン)、ポンぺ病/糖原病Ⅱ型(アルグルコシダーゼアルファ)などの遺伝性神経・筋疾患では治療薬が医療保険の適応となっています。

 

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脳神経内科医を希望される学生や研修医の方へ

当院は名古屋大学神経内科の関連病院の一つであり、尾張西部医療圏の中核病院として地域医療に貢献しています。一宮市、江南市、岩倉市、小牧市、稲沢市などの近隣地域には脳神経内科の専門医・常勤医が非常に少ないのですが、当院には専門医3名を含む5名の常勤医がおり、日本神経学会の教育施設にも認定されています。広域から多くの神経疾患の患者さんが当院を受診されるため、脳血管障害をはじめ神経変性疾患、神経免疫疾患など症例も非常に豊富で、脳神経内科の研修には最適の病院であると考えます。
脳神経内科の初期研修にとって重要な疾患の基本的な診療技術や検査手技は専門医の指導により十分に修得していただけます。また、学会発表や症例報告などにも積極的に取り組んでいただけますし、名古屋大学およびその関連病院とで行っている多施設共同臨床研究に参加することも可能です。卒後3年目(専門研修1年目)の内科ローテート研修後、卒後4年目(専門研修2年目)からは、より専門的なsubspecialty研修を行ない、脳神経内科医として必要な症例経験、技能の獲得を目指します。そして、卒後5年目(専門研修3年目)からは他院へ異動してさらなる研鑽を積んでいくこととなりますが、当院からは名古屋大学神経内科関連病院の中でも有数の規模の総合病院への異動も可能であり、脳神経内科医としてのキャリア形成において有利であると考えます。
病院見学など大歓迎ですので、当院管理課総務人事グループ(TEL 0586-71-1911)までご連絡下さい。

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